
トラックと船、言い換えると一般貨物自動車運送業と海事代理士
意外なつながりがあります。
「海事代理士」と聞くと、船や港に関わる専門家というイメージが強いかもしれません。
一方、「一般貨物自動車運送業」といえば、トラックで荷物を運ぶ、いわゆる陸の物流の世界です。
一見するとまったく別の世界のように思えますが、実はこの二つには意外な接点があります。
フェリーを使う「陸の運送事業者」
一般貨物自動車運送業を営む事業者のなかには、長距離輸送の手段としてフェリーを活用しているところが少なくありません。
たとえば、本州から北海道や九州・沖縄に荷物を運ぶ際、トラックごとフェリーに乗り込んで海を渡るというケースです。
このような「トラック航送」は、ドライバーの長時間労働を抑えながら遠距離輸送を実現できるとして、近年改めて注目されています。
働き方改革が進む物流業界において、フェリーは”陸運の強い味方”になっているのです。
海に出れば、海のルールが適用される
ところが、フェリーに乗り込んだ瞬間から、トラックは「陸のルール」だけでは動けなくなります。
船舶による輸送には、海上運送法をはじめとするさまざまな海事法令が関わってくるからです。
たとえば、危険物(燃料・化学品など)を積んだトラックをフェリーに載せる場合には、船舶安全法に基づく危険物の申告・管理が必要になります。
また、フェリー事業者との契約内容や、輸送中に事故が起きた場合の責任の所在なども、海事法令の枠組みで考える必要があります。
こうした手続きや制度の整理をサポートするのが、海事代理士の役割のひとつです。
「陸と海をまたぐ物流」を支える専門家
一般貨物自動車運送業の事業者が新たにフェリーを活用した輸送ルートを開拓しようとするとき、あるいは海上輸送に関わる契約や申請手続きで困ったとき、海事代理士はその相談窓口になることができます。
陸運に詳しい行政書士と、海事手続きに精通した海事代理士が連携することで、「陸から海へ」とシームレスにつながる物流の仕組みづくりをサポートできるのです。
おわりに、、、
物流は今、「陸・海・空」の垣根を越えてつながる時代になっています。
トラックドライバーの不足や環境負荷の低減といった課題に向き合うなかで、フェリーとトラックを組み合わせた「モーダルシフト」はますます重要なテーマになっていくでしょう。
一般貨物自動車運送業と海事代理士 一見遠い存在に思えるかもしれませんが、荷物を届けるという共通のゴールに向かって、たしかにつながっています。(石﨑)
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