自動車運転代行業
当たり前ですが、飲酒運転の取締りが厳しくなっている今こそ運転代行業は新規事業として狙い目です。
運転代行業は自動車1台と2人(うち1人は二種免許要)の運転手、そして営業用の電話さえあれば自宅を営業所にして営業を始めることができますから少ない元手で始められるビジネスです。
自動車運転代行業を営もうとするときは
営業所の所在地を管轄する公安委員会の認定を受けなければなりません。
自動車運転代行業を開業するための要件
運転代行業をはじめるために必要な基本的な要件は下記のとおりです。
経営者に法律で定められた欠格要件がないこと。
対人、対物、車両保険に加入する必要があります。
各営業所に安全運転管理者を置く必要があります。また、各営業所で使用する随伴自動の台数が10台以上20台未満なら1人、
以後10台を超えるごとに1人づつ加算という形で安全運転管理者の他に副安全運転管理者を置かなければなりません。
安全運転管理者の資格
1 20歳以上、ただし、副安全運転管理者をおかなければならない場合には 30歳以上。
2 自動車の運転の管理に関して2年以上(公安委員会の教習を終了した者にあっては1年以上)の実務経験を有する者、
または自動車の運転の管理に関してこれらの者と同等以上の能力を有すると公安委員会が認定した者。
3 公安委員会の命令により解任された経験のある者は解任の日から2年を経過していること。
4 過去2年以内に、次の違反行為をしていない者。
・ 酒酔い運転、酒気帯び運転、飲酒運転に関し車両等を提供する行為、酒類を提供する行為、依頼または要求して同乗する行為、
麻薬等運転、無免許運転。
・ 酒酔い、酒気帯び、麻薬等運転、過労運転、無免許、無資格運転、最高速 度違反、積載制限違反、放置駐車違反の下命、容認違反、
自動車使用制限違反。
運転者の資格
代行運転する者は普通二種免許を所持していること。
業務適正化のための遵守事項
営業開始後は以下のことを遵守しなければなりません。
1 料金体系の明瞭化
2 損害賠償のための措置
3 約款の明定と掲示
4 欠格事由該当者の業務禁止
5 説明義務
6 標識の表示
7 認定番号、業者名の表示
8 指導義務
9 安全運転管理者等の選任
サービス | 報酬額(税込) | 申請手数料 |
---|---|---|
自動車運転代行業認定申請 | 88,000円~ | 12,000円 |
※報酬額の基本的な目安です。事前に見積もりを提示させていただきます。
申請書類 法人の場合
・申請書
・法人の登記簿謄本
・定款又はこれに代わる書類
・役員の氏名及び住所を記載した名簿
・役員の戸籍の謄本もしくは抄本又は(外国人の場合は住民票の写し)
・役員の成年被後見人又は非保佐人とする記録がない旨の証明書
・損害賠償措置に関するもの(運転代行保険証書などの写し)
・安全運転管理者などに関するもの
(住民票の写し、自動車の運転管理経験の書面、又は安全運転管理者等資格認定申請書)
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