2026年6月から、タクシーに使える車の種類が増えました。

これまでタクシーの軽自動車は電気自動車などに限られていましたが

普通のガソリン車やハイブリッド車の軽自動車も使えるようになったのです。

 

きっかけは、タクシー運転手の人手不足です。

特に地方では運転手が足りず

タクシーの台数を減らさざるを得ない地域も出てきました。

そこで車両コストの低い軽自動車を使えるようにし

地域の移動手段を守ろうというねらいがあります。

 

ただし、どこでも自由に走らせられるわけではなく

導入できるのは、国から認められた一部の地域だけです。

また、安全のために衝突を防ぐブレーキなどを備えた車であることや

車内の様子も映せるドライブレコーダーを付けていることが条件になっています。

台数にも上限があり、営業所にある車をすべて軽自動車に置き換えることはできません。

 

ですが、利用者にとっては、狭い道でも家の近くまで来てもらいやすくなる利点があります。

また運転のしやすさから、これまでタクシーの仕事に踏み出せなかった女性やシニアの方の新しい働き口としても期待されています。

 

軽自動車タクシーは、地方の交通を支える新しい選択肢です。(石﨑)