インバウンド需要の増加や観光需要の回復により、都市型ハイヤーへの注目が高まっている一方で、需要が増えるほど「短時間の送迎にも対応したい」という場面も増えてきます。

そこで今回は、都市型ハイヤー事業者の皆様に、改めて「2時間以上の運行」という基本ルールを確認していただきたいと思います。

都市型ハイヤーは、予約を受けて旅客を運送する事業ですが、タクシーと同じように、予約が入ればどのような短時間・短距離の送迎でも自由にできるわけではありません。

例えば、「空港からホテルまで30分だけ」「駅まで40分だけ」といった依頼については、単純に予約があるからという理由で運送するのではなく、都市型ハイヤーとして認められる運送であるかを確認する必要があります。

また、「2時間で予約を取れば大丈夫」という形式的な対応にも注意が必要です。重要なのは、予約時間だけではなく、実際にどのような運送を行ったのかという実態です。

特に空港送迎やホテル送迎では、短時間の片道輸送を依頼されるケースも少なくありません。インバウンド需要が拡大している今だからこそ、事業者側が都市型ハイヤーの基本ルールを正しく理解しておきましょう。経営者だけでなく、配車担当者・営業担当者・ドライバーまで社内で共有しておくことが大切です。

「お客様から頼まれたから」「旅行会社から依頼されたから」「他社もやっているから」という理由で、安易に運送を引き受けることは避けましょう。

2時間以上の運行という基本ルールを、経営者だけでなく、配車担当者・営業担当者・ドライバーまで社内で共有しておくことが大切です。

 

「この送迎は都市型ハイヤーで受けても大丈夫?」と迷った場合には、運送内容や契約方法を確認したうえで、専門家に相談することをおすすめします。